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姿勢の正しい人
2005-01-11 Tue 13:02
お葬式に出てきました。

親しくは無かったのですが

同じ部署のお婆さまだったので

出席することになったんです。


お焼香をすませ

お悔やみの言葉をかけ

その場にいたとき気づいたことがありました。

お婆さまの知り合いの方々が

故人を悔やむときに話してる言葉

それが同じ言葉だったんです。


「姿勢の正しい人だった・・・」


言い方は違えど

ほとんどの人が言っていました。


これを聞いていて思い出した言葉がありました。



誠実な人生を送ってきた人は

たった一つの言葉で賞賛される。




ある知り合いの言葉です。

その人は口が悪い人で

その反対をこう言っていました。



だから不実な人生を送ってきたヤツの葬式は

タチが悪い。

ほめるところを誰も知らないから

それでも故人をほめなきゃいかんから

ウソがたくさん出てくる。

だから大層なことを成し遂げたかに

知らないヤツには聞こえるんだ。

でもそういうヤツこそ

大した人生送ってないものなのさ。



お婆さまはみんなの中に


「姿勢の正しい人」


という言葉で賞賛されていました。

きっと生き方のまっすぐな

キレイな人だったのでしょうね。


同僚はお婆ちゃん子だったと聞いています。

彼女は泣いていませんでした。

ただ何も言わず遺影を見つめ

ハンカチを固く握りしめた手が

ずっと震えていました。



人の名前は死んだとき

初めて決まると聞いたことがあります。

生まれたときは記号に近いもの。

それが生きていくうちに意味を持ち

最後の最後に決まるのだそうです。


お婆さまの名前は


「姿勢の正しい人」



わたしは死んだときどんな名前を

残すんだろう・・・。

わたしの人生は誠実か不実どちらに

なるんだろう・・・。



まだまだ先は長いみたいです。

今がどうであれ

わたしの人生も名前も

きっとまだまだ

変わり続けていくでしょうから。




===========================




Jさん

あなたは本当に強い人だね。

わたしはあなたの

震える手を見てるほかなかった。

声をかけようと思ったけど

言葉が見つからなかったんだ。

ごめんね。


いつか落ち着いたら

自慢のお婆さまの話を聞かせてください。



ご冥福をお祈りしております・・・。








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