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なみだ
2004-12-19 Sun 12:38
帰りの電車の中で

泣いている少女が

いました。

正確にいうと

『泣いている』

というより

『涙を流している』

という感じ。


声もでない。

感情もない。


ただ、ただ、涙だけ流れてしまう・・・。

車両の先頭で壁にもたれて

涙、涙、涙・・・。



周りなんて関係ない。

だって、

わたしの世界には

もうなにも

ないんだから・・・。





昔、

女のコがいました。

女の子の『彼氏』には

女のコのほかにも彼女が

いました。

いえ、

本命の彼女がいるのに

女の子と付き合って

いたのでした。


自分が本命の彼女だと

信じて疑わなかった女の子は

ショックを受けました。

そして、『彼氏』を問い詰めたのです。


少しでも困ってくれたら・・・。

少しでも怒ってくれたら・・・。


しかし、『彼氏』は

一言こう言っただけでした。




「あの彼女(こ)はおまえのもっていないすべてを

もってるんだ。」




どこをどう歩いたのか

わからない。

気がついたら

電車の中でした。

体の痛みが大きすぎると

感覚が無くなるといいます。

心もそうみたいでした。

何も聞こえない。


ただ、ガラスの向こうに

涙を流し続ける

女の子がいるだけでした。






電車の終点で最後に降りていった少女。

わたしとは反対側に歩いていきました。

少女の物語がどういうもので

これからどうなっていくのか

わたしにはわかりません。

ただ、『女の子』のように

なってほしくない。

後姿にそう思いました・・・。




==========================



哀しい涙でした。

何もできないけれど

少女に勇気と幸運がありますように・・・。







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