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「ファントム」純粋で、不器用で。
2005-04-02 Sat 16:39
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「恋愛の達人」を名乗る人が世の中には結構いる。

一方で、いつでも初心者マークのような不器用な人もいる。

わたしはというと明かに後者である。

いろんな映画、芝居を観、本を読み、知識は人並みにある

・・・と思う。

でも、いつまでたっても不器用なままだった。

「恋愛下手」な自分・・・。

劣等感持ってた。


『ファントム』

この作品に出逢って知った。

それでもいいのかも、と。


エリック、ラウル、クリスティーヌ。

ひとつの「愛」に惑う3人。

マドレーヌ。

遅すぎた母性。

ジョヴァンニ。

優しすぎた男(父)。

ナーディル。

実直過ぎる友愛。


誰も、どれも

とてもとても「不器用」な『愛』だったのだ。


純粋で不器用であったからこそ

思い合いながらも

ぶつかり

悩み

傷つけあい

もうほんの少しのところで

解りあえなかった運命の出逢いたち。

それでも

例えそれが生涯消えない傷であっても

お互いに「何か」は残すことができたのだ。


エリックは幸福をこう言った。


「初めてモルヒネを使ったときの愉悦に似ている。

長くは続かないのだ」と。


クリスティーヌは、

「白バラとナイチンゲール禁じられた恋の話」に例えて


「結局、ずっと幸せに暮らせる人など、一人もいないような

気がします・・・」と言った。




『幸せ』は永遠には続かない。

誰であろうと

どこにいようと

どれだけ富があろうと

絶対に続かないのだ。


寂しいこと?

空しい現実?

でも

だからこそ


誰かを愛したとき

純粋さを失ってしまってはいけない。

策略を巡らし

ずる賢く生きてはいけない。

例え不器用であっても。

例えどれだけ傷ついても。

愛を汚してはいけない。

限られた時間しか誰しもないのだから。



3人の奏でた「オペラ」が終わり

静かに「息子」と時を過ごすラウル。

「ファントム」の中で愛においては

おそらく最も過酷な生涯を送った人物。


ラウル、あなたは「愛すること」の

一つの真の姿をわたしに見せて下さいました。

世界一恋愛下手の愛の形を・・・。

あなたの人生は無駄ではありませんでしたよ。







































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